こんにちは!鈴木建設スズキです🐟
先日、ニュースや記事で、
住宅ローンの「金利」について、
取り上げられていましたね。
記事によると、住宅ローンを、
変動型金利で借りる人が、
急増しているとのこと。
データでは、
2017年度下期に住宅ローンを、
借り入れた人の内、56.5%が、
変動型を選択し、この数字は、
過去最高となったそうです。
ここ数年、、、
マイナス金利政策の導入後、
1%を割って史上最低金利と表現される
見たこともない数字になることもありましたよね。
変動型が増加する理由には、
現在も続く、この低金利が長期化する
見込みを持つ人や、
借り換えの際にも、短い借り入れなら
金利が上がるリスクが少ないとを
見込んで変動型を選ぶ人が増えているそうです。
人生の最大のイベント、
住宅を購入する際には、
戸建てなのか?マンションなのか?
固定金利なのか?、変動金利なのか?
この選択は、切っても切り離せません。
誰しもが、、、
正解、ベストな選択をしたいと願う一方、
正解はないというか、人それぞれ、
ベストな形は異なるように思います。
■ 「検討がつかない、分からない」
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取り上げた変動金利の記事の中に、
ちょっと気になるデータがありました。
「検討がつかない、分からない」
これは、住宅支援機構の調査で、
金利が上がった場合の対応についてという、
質問に対しての回答のひとつで、
以前から一定数ありましたが、
ここにきて、変動型を借りている人の中で、
この回答も増加傾向にあるそうです。
ベストは選択をしたいとは思っていても、
固定型、変動型など金利のメリット・デメリットを、
きちんと把握して決めるケースだけではないようですね。
ご存知の通り、
変動金利は、金利が低いという面と、
適用金利は短期金利に応じて、支払い額が変動する
つまり、一定のルールはありますが、
いくら払うか分からないという面があります。
そして、金利は、
上がるかもしれないし、上がらないかもしれないし、
予想はできても、正確な答えは誰にも分かりません。
そんな状況でも、家を買うとなったら、
選択しなくてはなりませんから、
本当に難しい選択ですよね。
販売する側の立場としても、
代わって選択する訳にもいきませんから、
出来るだけ、メリット・デメリットを考慮し、
お客様にあった提案をし決めて、
頂きたいところではありますが、
ここ数年、ネット系の銀行が
住宅ローンも手掛けるようになってからは、
既存の金融機関と合わせ、金利に関する商品が、
無数に膨大にあるように感じます。
商品名、金利タイプ、初期費用などなど、
それぞれ異なりますから、固定or変動だけでなく、
細かいところまで決めるとなると、
調べるだけで一苦労しそうです。
購入側も、販売側も、
本当に悩ましいことではありますが、
家を1棟建てるためには、
双方ともにお金だけでなく、
たくさんの選択をしなくてはなりません。
このひとつひとつの選択の精度を上げることが、
総合的にベストな結果につながるのではないでしょうか。